パナソニックホールディングス(HD)傘下のパナソニックコネクト(東京都)が来年5月末に福島市太平寺の福島工場を閉鎖することを受け、福島公共職業安定所(ハローワーク福島)は13日、ハローワーク福島内に雇用対策本部と特別相談窓口を設置した。雇用保険手続き、再就職支援などについて協議するほか、関係機関が連携を図ることで総合的な雇用対策を講じる。
パナソニックコネクトと福島工場の建物賃貸借契約を結ぶ関連会社のパーソルファクトリーパートナーズ(PFA、大阪市)が県内の従業員を雇用。ハローワーク福島によると、支援対象は200人程度を見込んでいる。
対策本部は県や福島、伊達の両市、福島商工会議所などで構成され、20日に会議を開く。情報収集や分析、関係機関との連絡調整、雇用対策の企画実施などを行う。