自民党の茂木敏充幹事長や石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障担当相が19日、相次いで講演会や勉強会に出席した。23日の国会閉会後は東京を離れる議員が増えるのを前に、9月の党総裁選を見据えた「ポスト岸田」候補の動きが活発化した。
茂木氏は党本部で、中堅議員約50人を前に約30分間講演。関係者によると、派閥裏金事件に触れ「国民の信頼回復に向け、皆さんと力を合わせて頑張っていきたい」と呼びかけた。
石破氏と高市氏は同じ時間帯にそれぞれ国会内で勉強会を開催。石破氏は二階派出身の中曽根康隆氏をゲスト講師に呼んだ。