台湾を代表する「湾声楽団オーケストラ」は19日夜、「感謝を込めて、音楽でつながる熊本と台湾」をテーマに、熊本市でコンサートを開いた。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県菊陽町に建設した工場の運営子会社JASMが初共催。地元高校生も出演し、日台友好のハーモニーを奏でた。
約千人が台湾の民謡曲やバイオリン協奏曲など計9曲を聞き入った。JASMの廖永豪代表取締役会長は演奏後「台湾からの社員が安心して生活を送れるよう熊本の皆さまに温かく迎えてもらっている。心からお礼する」とあいさつした。