経済産業省は20日、斎藤健経産相が25~28日の日程で米ワシントンに出張し、日本と米国、韓国が26日に初開催する商務・産業相会合に出席すると発表した。政府関係者によると中国やロシアへの対抗を念頭に、半導体やバイオテクノロジー、人工知能(AI)といった重要な新興技術全般での協力を確認し、共同声明を発表する方向で調整している。
中国は電気自動車(EV)用蓄電池や太陽光パネルなどでシェアを拡大しており、共同声明にはクリーンエネルギー市場での主導権確保に向けた協力も盛り込む方針だ。
米国からはレモンド商務長官、韓国からは安徳根産業通商資源相が出席する見通し。