【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領が有罪評決を受けた不倫口止め疑惑に絡む事件を担当したブラッグ地方検事は21日、ニューヨーク州地裁に提出した資料で、4月以降にブラッグ氏や家族、検察関係者に対して50件以上の脅迫があったと明らかにした。米メディアが伝えた。
州地裁はトランプ氏に、陪審員や証人への言及、検察と地裁の関係者の職務を妨害する発言を禁止する、かん口令を出している。トランプ氏側は評決後、11月の大統領選に向けた活動に支障を来すとして解除を要求した。量刑は7月11日に言い渡される。
ブラッグ氏は証人に関するかん口令の解除には同意している。