【ワシントン共同】11月の米大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領陣営が5月に調達した選挙資金は約1億4100万ドル(約225億円)で、バイデン大統領陣営を4月に続き2カ月連続で上回った。バイデン陣営は約8500万ドル超だった。米メディアは21日、バイデン陣営がこれまで保ってきた資金面の優勢を失ったと伝えた。
資金はトランプ氏と共和党、バイデン氏と民主党がそれぞれ共同で集めた。トランプ氏は5月30日に不倫口止めに絡む事件で有罪評決を受けた直後に大口献金を相次いで受けた。評決を不当な迫害とする訴えが支持者に響いたとみられる。