【キーウ共同】ウクライナ東部ハリコフ州の州都ハリコフで22日、翼と誘導装置が付いた滑空爆弾を使ったロシア軍の攻撃があり、少なくとも3人が死亡、50人以上が負傷した。ロシア軍は誘導滑空爆弾を使った攻撃を拡大しており、ウクライナは迎撃に苦戦している。ゼレンスキー大統領は、投射するロシア軍の戦闘機を破壊するための装備が必要だと訴えた。
警察によると、攻撃では誘導滑空爆弾「D30」数発が使われ、集合住宅などが破壊された。負傷者には子どもも含まれ、重篤な症状の人もいるという。
米紙ワシントン・ポストによると、D30はソ連時代の兵器の改良版。