和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は5日、七夕に向け、雌で3歳のジャイアントパンダ楓浜に、天の川に見立てた雪や氷、ササ飾りを贈った。
屋内運動場に登場した楓浜は好物のタケノコや短冊形のニンジンで作られたササ飾りを見つけると、おいしそうに食べ続けた。その後、贈られた氷を抱きかかえたり、寝そべったりして遊んでいた。
飼育スタッフの渡辺康介さん(30)は「ササ飾りをおいしそうに食べてくれてうれしい」と話した。
楓浜は2020年11月、17頭目の赤ちゃんとして誕生した。施設には現在、楓浜や母親で23歳の良浜など4頭のジャイアントパンダがいる。