ボクシングの世界スーパーフライ級2団体王座統一戦(7日・両国国技館)の調印式が5日、東京都内で行われ、世界ボクシング協会(WBA)同級王者で35歳の井岡一翔(志成)は「やりたくても、いつまで続けられるか分からない職業。この年齢になって、より一層、一試合一試合を大事にする気持ちで闘う」と意気込みを語った。
対戦する国際ボクシング連盟(IBF)同級王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)は「調子は今までにないくらい。最高だ」と王座統一へ自信を示した。
16戦全勝(9KO)のマルティネスに対し、井岡は「彼のキャリアを尊敬している。だからこそ、超えたい壁でもある」と話した。