鹿児島県瀬戸内町で7日、200艇超が出場する日本最大級のシーカヤック大会が開かれ、奄美大島と加計呂麻島に挟まれた夏の大島海峡に彩りを添えた。上陸ポイントの加計呂麻島では、大会のボランティアスタッフらが選手に飲み物や果物などを提供、奄美大島の島太鼓チヂンをたたいて応援するなどした。
1993年から開催し、今年で32回目。6~83歳の300人以上が出場した。大会会長の鎌田愛人町長は「地元の人々の温かい心に触れ合って」と激励した。
約20年前、町内で勤務し、今年4月に再び町内の中学校長として赴任した青山智宏さん(52)も「選手が少しでも前に進むように願って」と応援していた。