世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の田中恒成(畑中)が9日、同級12位のジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)との初防衛戦(20日・両国国技館)に向けた練習を名古屋市の所属ジムで公開し「完封しながら、KOを目指す」と引き締まった表情で意気込んだ。
ミット打ちなどで切れのある動きを披露した。6月に体調不良で練習できない時期があり、スパーリングのラウンド数は普段の半分ほど。だが、回復して練習に励み「今は不安はない」。相手について「一発がある。打たれ強い」と警戒。手数を増やすことを意識し「コンビネーションで倒したい」と思い描いた。