さまざまなハプニングをユーモアいっぱいに描いた鈴木のりたけさん作の絵本「大ピンチずかん」の発行部数が、100万部を突破したと出版元の小学館が9日、発表した。発売から2年半足らずで大台に達した。
牛乳をこぼした男の子の焦った表情が印象的な表紙の同書は2022年2月に発売。子どもが体験しがちな「大ピンチ」を、レベルの大きさなどで分類し、対処法も紹介する。続編も好調で2冊合わせた累計発行部数は167万部を超えている。
鈴木さんは「100万部達成うれしいです。うちの次男が目の前で牛乳を派手にこぼしたあの失敗が、まさかわたしをこんな場所に導こうとは」とコメントした。