国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級王者の重岡銀次朗が10日、東京都内の所属ジムで、同級1位のペドロ・タドゥラン(フィリピン)の挑戦を受ける3度目の防衛戦(28日・滋賀)へ向けた練習を公開し「すごくいい練習ができている。隙なく負けない試合をして、最終的にしっかり倒して勝ちたい」と気合十分に語った。
フィリピン選手が相手の2回のスパーリングなどを披露。頭を振って的を絞らせない防御に磨きをかけており「一発でひっくり返されるのがボクシング。その可能性をゼロに近づけていく」と話した。
プロモーターの亀田興毅氏によると、勝った場合は他団体王者との統一戦も視野に入れているという。