国際交流基金(東京)は11日、イタリア北部で来年5月に始まる第19回ベネチア・ビエンナーレ国際建築展に出展する日本館の企画、構成を担うキュレーターに、建築家の青木淳さん(67)を選んだと発表した。
テーマは「中立点 生成AIとの未来」で、生成AIの進化と社会に及ぼす影響や不安に着目する。青木さんは「AIか人間の世界のどちらかではなく、中立点を探す過程から設計や都市づくりを考えたい」と話した。
キュレーターチームの一員として多摩美術大教授の家村珠代さん(64)、出品作家としてアーティストの藤倉麻子さん(32)らが参加する。来年5月10日から11月23日まで一般公開の予定。