世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(20日・両国国技館)で王者の中谷潤人(M・T)に挑戦する同級1位のビンセント・アストロラビオ(フィリピン)が15日、東京都内で練習を公開し「十分に練習してきた。負けるつもりはない」と王座奪取に自信を示した。
母国では長身でサウスポーの日本選手を中谷に見立ててスパーリングを重ねてきた。この日はシャドーボクシングやミット打ちで軽く汗を流した程度だったが、視察した中谷の所属ジムの村野健会長は「コンディションはいいと感じた。機敏な動きで、警戒しないといけない」と印象を語った。