フィギュアスケート男子の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)が15日、今季初戦として出場したプリンスアイスカップ(コーセー新横浜スケートセンター)のフリーで世界歴代7位に相当する201・55点をマークして優勝した。ループ、サルコー、2度のトーループと計4度の4回転ジャンプを決め、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自身初の大台200点超えを果たした。
初出場の世界選手権で8位に終わった昨季の悔しさを糧に、成長を期す新シーズン。映画「シェルブールの雨傘」の音楽で情感豊かに演じて表現面も高評価を受け「びっくりした。“出落ち”にならないように、しっかり次へ準備したい」と気を引き締め直した。