飛び込みのパリ五輪代表が15日、宇都宮市で行われた競技会で五輪前最後の実戦に臨み、日本の飛び込み勢で初のメダル獲得に挑む男子高飛び込みの玉井陸斗(JSS宝塚)は517・95点とまずまずの演技を披露して「安定はしていた。自分のできることをやりきりたい」と意気込んだ。
この日の予選、決勝を8月10日の準決勝、決勝と見立て、試合前に飛ぶ本数やウオーミングアップ開始時間を本番と同じにした。後ろ宙返り技で入水がやや乱れたものの、最後のひねり技はぴたりと合わせて100点超えで締めた。馬淵崇英コーチは「(本番は)練習通りにやればメダル以上。550点は取る」と宣言した。