体操女子で2016年リオデジャネイロ五輪代表の宮川紗江(24)=サンミュージックプロダクション=が15日、X(旧ツイッター)で現役引退を発表した。14日までの国民スポーツ大会関東ブロック大会が最後の試合となり「約22年間の競技生活を引退することになった。最後は大好きな体操を心から楽しんで演技できた」とつづった。
東京都出身。初出場の15年世界選手権で床運動4位となり、リオ五輪で日本の団体総合4位に貢献した。18年に当時の日本体操協会女子強化本部長らのパワハラを訴えたが、協会の第三者委員会は認めなかった。今後は競技の発展や子どもの指導に携わる。