特商法違反疑い9人逮捕、大阪 500人と12億円契約か

10/16 19:05

 大阪府警が押収した容疑者らで共有していたマニュアルなど

 情報商材の契約を結ぶ際、クーリングオフの記載がない書面を渡したとして、大阪府警は16日、特定商取引法違反(不備書面交付、不実告知)の疑いで、会社役員の男ら9人を逮捕した。府警によると、昨年1月~今年2月、全国の20~40代の約500人と計約12億円に上る契約をしていたとみられる。

 府警によると、逮捕されたのは会社役員橋本龍弥容疑者(25)=大阪市北区=ら男女9人で、橋本容疑者が主犯格とみられる。容疑者は「不実のことを告げたつもりはない」と容疑を否認している。

 容疑者らは、契約者に交流サイト(SNS)で注目を集める方法などを教えていた。

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