【キーウ、モスクワ共同】ロシア軍が12日から13日にかけてウクライナの首都キーウ(キエフ)と周辺をミサイルや無人機で攻撃し、キーウ州当局は13日、迎撃した際に破片が落下した影響で男性(48)が頭部を負傷したと発表した。ゼレンスキー大統領は声明で、ドイツから新たに防空システムの支援を受けると表明。防衛力強化の必要性を訴えた。
キーウには防空システムを突破した無人機が連日侵入し、死傷者が出ている。ロシア軍は12日夜から13日朝にかけて、約70日ぶりに巡航ミサイルや弾道ミサイルを無人機と組み合わせて攻撃。市民の不安がさらに高まった。