次世代の情報通信基盤「ビヨンド5G」が実現した社会を疑似体験できるイベントが26日、大阪・関西万博のEXPOメッセで始まった。総務省が開催し、大規模災害が起きても通信を復活させる「空飛ぶ基地局」など五つの技術を感じることができる。6月3日まで。
空飛ぶ基地局は高度20キロ付近を無人で飛び、上空から広範囲に通信ネットワークを提供する。万博のブースではタブレット端末を使って画面上の基地局を操作し、通信の途絶えた地域を復旧させる体験ができる。水中ロボットで海のごみ回収や、人工知能(AI)のアバター(分身)とキャッチボールを楽しめるコーナーもある。