こんにゃくづくりで有名な群馬県下仁田町は29日、消費拡大を推進する「こんにゃく食べよう健康増進条例」を制定すると発表した。「低カロリーで食物繊維が豊富。魅力を世界に発信する」としている。学校給食で毎月提供し、今後さらに施策を打ち出す。
29日はこんにゃくの日。町によると、日本で栽培されるコンニャクイモの9割超が群馬県産で、うち半数が町で集荷され、製粉加工量は日本一を誇る。この日の試食会では田楽やこんにゃくの刺し身が並び、岩崎正春町長らが舌鼓を打った。
条例案では、町と事業者が消費拡大に関し、相互に協力するとしている。6月の町議会に条例案を提出する。