大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の人形が盗まれたバルト館に、来場者が人形などを寄贈する動きが広がっている。30日までに140体以上が集まった。同館は「受け取った優しさを届けたい」と児童養護施設などへの人形の寄付を検討している。
バルト館にはラトビアとリトアニアが出展。30日、受付には同館キャラクター「バラビちゃん」と一緒にたくさんのミャクミャクの人形やフィギュアが並び、来場者を出迎えていた。
同館は13日昼ごろ、ミャクミャクの人形が盗まれていることに気付いた。その後、続々と人形などが寄せられ「バラビちゃんは友達が増えてうれしいはずだ」と担当者は感謝した。