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若者らの操縦体験、存続を シミュレーター維持費募る

2025/05/31 06:38

 日本航空機操縦士協会が所有するフライトシミュレーター(同協会提供)

 航空会社や官公庁、自家用機などのパイロットでつくる公益社団法人「日本航空機操縦士協会」は、財政状況の悪化で、所有するフライトシミュレーター(模擬飛行装置)の維持管理が難しいとして、クラウドファンディングで資金を募っている。子ども向け航空教室や、パイロットを目指す学生らへの技術指導に活用しており「操縦体験の機会を存続させたい」としている。6月末まで、目標は250万円。

 近年、パイロットの減少に伴って会員が少なくなり、保守管理費やリース料の捻出が厳しくなったという。担当者は「航空の裾野拡大や技術維持のため」と協力を呼びかけている。問い合わせは協会、電話03(6809)2902。

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