【モスクワ共同】ロシア西部ブリャンスク州で5月31日深夜、自動車道の橋が崩落し、橋の下の線路を走行していたモスクワ行き列車の機関車と客車が脱線した。列車には乗客388人が乗っていた。州知事によると、7人が死亡し、66人が負傷した。「橋の爆破が起きた」としている。
治安情報に詳しいロシアメディア「SHOT」は、橋は2カ所で爆破され、橋の支柱などに四つの爆発物が仕掛けられていたと報じた。ロシア鉄道は、輸送活動への「違法な干渉」によって橋が崩壊したと発表した。
ブリャンスク州はウクライナ国境に接し、ウクライナ軍の無人機攻撃が続いている。