【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、ロシアとの直接交渉を巡り、最大の焦点だった停戦で進展がなかったことを受け「強力な制裁でロシアに停戦への圧力をかける措置を米国に本当に取ってほしい」と要請した。ウクライナメディアが報じた。
ゼレンスキー氏はトランプ米大統領との直近の会話で、今回の交渉で停戦に向けて前進しなければ、米国による強い措置が不可欠だと話していたことを強調した。
ゼレンスキー氏は同日、訪問先のリトアニアで北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と会談し、今月開かれるNATO首脳会議に招待されたと明らかにした。