【モスクワ共同】ロシア北西部プスコフ州の裁判所は11日、ロシアのウクライナ侵攻に反対し、ロシア軍の信用を失墜させた罪で、改革派野党ヤブロコのシュロスベルク副代表に対し、8月8日まで2カ月の自宅軟禁処分を決定した。今月10日に拘束されていた。インタファクス通信などが報じた。
刑事捜査の対象となったのは、今年1月にユーチューブで公開されたシュロスベルク氏と歴史家がウクライナ戦争について議論する動画。ロシアは侵略者で罰せられるべきで、ウクライナと同盟国はロシアの要求に屈してはならないなどとの主張が展開された。
シュロスベルク氏は動画を投稿していないと主張し、罪状を否認していた。