新潟県に滞在中の天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは8日、長岡市の「やまこし復興交流館おらたる」で、2004年の新潟県中越地震で甚大な被害が出た旧山古志村の被災当時の状況などを伝える展示を視察された。
旧山古志村では5人が亡くなり、一時、全村避難を強いられた。愛子さまは地震直後の村や避難所の写真などを見て回り、担当者に「当時の状況がとてもよく分かりました」と話した。
中越地震で被災し、地元の語り部活動をするボランティアらと懇談した。語り部の女性に「被災された時は大変でしたか。ボランティアを始めたきっかけは」と声をかけた。