愛知県と名古屋市が共催し、来年9月開幕のアジア大会に向け、愛知県警中村署は3日、国内外の訪問者が安心して過ごせる歓楽街を目指し、県や関係者らと共に名古屋駅周辺のパトロールを始めた。悪質な客引きや違法駐車の取り締まり、風俗店への立ち入り、暴力団対策などを進める。
天野喜彦署長は名古屋駅前で開いた出発式で「愛知県の玄関口として、安全な歓楽街にしていきたい」とあいさつ。署員ら約100人が飲食店やカラオケ店をパトロールし、客引きとみられる男性らを見つけ、注意喚起していた。
署は10月を集中対策月間とし、地域の住民とも協力して対策を進める。