原子力規制委員会の審査に合格した北海道電力泊原発3号機が立地する北海道泊村議会は31日、臨時本会議を開き、早期再稼働に同意することを決めた。高橋鉄徳村長は閉会後、報道陣の取材に「住民の代表である議会の判断を重く受け止めている。村としての考えをしかるべき時期に議会に伝えたい」と述べた。
本会議では「村の産業の活性化につながる」との村民の期待が大きいとして再稼働を求める意見書を可決した。
北海道電は2027年早期の再稼働を目指しており、安全協定を結ぶ周辺4町村や知事の同意が得られるかどうかが焦点。鈴木直道知事や周辺町村の首長はこれまで賛否を保留している。
泊村議会では10月24日、原子力関係の特別委員会が原発周辺地域の商工会などが早期再稼働を求めて提出した陳情書を採択し、再稼働を容認する方針を決めていた。周辺の共和町、神恵内村の特別委も28日に同じ陳情書を採択し、議会の同意方針が事実上固まった。岩内町では審査が続いている。

 
								 
         
     
                     
                     
                     
                     
                     
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
     
     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
     
				