「どんと揺れた」「海が近いので怖い」。深夜の大地震に見舞われた青森県の人たちは8日、発生時の様子を生々しく語った。
太平洋沿岸の八戸市に住む40代の男性は「寝ていたら急に突き上げるような揺れがあり、その後長い時間、縦にも横にも揺れた」と振り返った。
同市のビジネスホテルの60代男性従業員は「横揺れが30秒ほど続き、机の引き出しが開いたり物が落ちたりした。宿泊客は一度外に避難したが、津波警報が出たので最上階に避難してもらっている」と話した。
青森市の30代男性は「3分くらい揺れたのではないか。とにかく長かった。部屋のテレビが倒れ、欠けてしまった」と不安な様子だった。
