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【東京2025年9月8日B2PRESS】 東京では楽天ファッション・ウィーク東京が開催され、街は活気づき、ビジネス中心街、ストリート、飛行機の格納庫など、さまざまな会場がクリエーティブなショーケースへと変貌する一方、世界のファッション・カレンダーにおいてもう一つ重要な国際イベントが大きな存在感を示しました。モスクワで最近閉幕したBRICS+ Fashion Summitには延べ65カ国が参加し、ロシアの首都は国際的なパートナーシップの拠点へと姿を変えました。
このファッション・サミットには、世界各国から200人を超える参加者が集まりました。近年、ファッション業界のトレンドセッターとなっているアジア勢も、このBRICS+ Fashion Summitにおいて大いに存在感を示しました。中国、マレーシア、インドネシア、インド、スリランカをはじめとする多くの国々から代表団が参加し、この画期的なイベントを盛り上げました。
アジアがロシアでの、このファッション・サミットに強い関心を示したことは、この地域における戦略的に優先度が高いことを表しています。今日、アジア地域はイノベーション、デザイン、消費者需要の最前線に立ち、あらゆる部門で急速な変革を遂げています。世界の繊維輸出の52%以上はアジア地域原産で、2024年には同地域における衣料品や靴への消費支出が世界全体の50%以上を占めています。アジアのブランド、デザイナー、小売業者はこれまでの境界線を越えて積極的に存在感を高めており、最大規模の国際的なディスカッション・プラットフォームと認識されるBRICS+ Fashion Summitは今や、新たな市場に参入するためのかけがえのない玄関口となっています。
3日間にわたり開催されたこのイベントで、多彩な関係者が業界の重要な課題について議論を交わしました。デザイナー、ファッション・ウィークの創設者、業界団体、主要なファッション関連大学機関の教育者、政府関係者、その他の専門家らが、持続可能な生産手法、文化的独自性の維持、自動化の進展に伴う雇用水準の確保といった地域が直面する固有の課題について意見を述べました。
このファッション・サミットのハイライトのひとつが、アジア地域におけるファッションの発展をテーマにした特別なセッションで、マレーシア国際ファッション会議所の共同創設者兼CEOであるジェイ・イシャク(Jay Ishak)氏、インドネシア・ファッション会議所の諮問委員会&イベント・ディレクターであるアリ・カリスマ(Ali Charisma)氏、インドネシア最大級の繊維企業Pt. Pan Brothers Tbkの政府渉外&サステナビリティ担当役員であるリザル・タンジル・ラフマン(Rizal Tanzil Rakhman)氏、インドネシア繊維協会副会長のリリック・セティアワン(Liliek Setiawan)氏、インド・ファッション・デザイン協議会メンバーであるパワン・サチデヴァ(Pawan Sachdeva)氏などが登壇しました。また、中国からは、中国ファッション協会のExecutive Chairmanであるヤン・ジエン(Yang Jian)氏、上海のOntimeshow創設者であるグー・イェーリー(Gu Yeli)氏といった著名な代表者が出席しました。
このファッション・サミットへの参加者は、ファッションの分野における国際的な協力の新たな可能性や、アジアのブランドがBRICS+市場に成功裏に参入するための戦略について模索しました。東京と同じく、モスクワも、特に経済的に急成長を遂げている国々にとっての重要なファッション拠点として大きな評価を得ています。
(日本語リリース:クライアント提供)
ソース:BRICS+ Fashion Summit
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