東日本大震災の津波により、本県の沿岸部には湿地や塩性湿地、干潟ができるなど、開発される以前の状態に戻り、絶滅危惧種に指定されるような植物も見られるようになった。一方で復旧工事が進むことにより、人の手が加わる前に戻った生物の多様性は再び失われつつある。福島大共生システム理工学類環境システムマネジメント専攻の黒沢高秀教授(50)は「自然と復旧をどう両立させるかが大事」と課題について話す。 本県は震...
この記事は会員専用記事です
残り548文字(全文748文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。