保護と復旧...両立が課題 絶滅危惧種、再び被災地・沿岸部に

02/28 15:02

  • 有料記事
自然と復旧を両立させる取り組みとして注目される保全、保存区域=27日、相馬市松川浦

 東日本大震災の津波により、本県の沿岸部には湿地や塩性湿地、干潟ができるなど、開発される以前の状態に戻り、絶滅危惧種に指定されるような植物も見られるようになった。一方で復旧工事が進むことにより、人の手が加わる前に戻った生物の多様性は再び失われつつある。福島大共生システム理工学類環境システムマネジメント専攻の黒沢高秀教授(50)は「自然と復旧をどう両立させるかが大事」と課題について話す。  本県は震...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line