【須賀川市街地】<一葉にして月に益なき川柳>俳諧の心...受け継ぐ街角

07/15 12:25

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軒の栗庭園に立つ相楽等躬の石像。庭園内には芭蕉と曽良の石像も立つ=須賀川市大町

 「おくのほそ道」(以下「ほそ道」)をたどる旅は、再び須賀川市である。1689(元禄2)年4月22日(陽暦6月9日)、松尾芭蕉と河合曽良が、奥州街道・須賀川宿の相楽(さがら)等躬(とうきゅう)宅に着いた場面からスタートする。  芭蕉は、旧友の等躬に「どんな関越えの句を作ったのか」と聞かれ、疲れや、風景に魅了されたりで、なかなか...と言い訳しながらも〈風流の初(はじめ)やおくの田植うた〉と詠んだ。ここ...

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