【須賀川・可伸庵跡】<世の人の見付ぬ花や軒の栗>世俗避けた生き方共鳴

07/29 12:30

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「大きなる栗の木陰」と「おくのほそ道」に記された可伸庵を模して造られた「可伸庵跡」で栗の木陰にたたずむ高久田さん(左)と根元さん

 「おくのほそ道」(以下「ほそ道」)をたどる旅は、引き続き須賀川市である。なにしろ松尾芭蕉は、須賀川宿に1689(元禄2)年4月22日(陽暦6月9日)から同29日まで7泊しエピソードも多い。県内では計12泊したが、須賀川以外はすべて1泊。ちなみにこの旅で芭蕉が最も長く滞在したのはゴールの大垣で15泊。2位が黒羽13泊。須賀川は7番目だ。  なぜ須賀川に1週間以上滞在したかというと、雨のためもあるが...

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