「おくのほそ道」(以下「ほそ道」)をたどる旅は、引き続き須賀川市である。なにしろ松尾芭蕉は、須賀川宿に1689(元禄2)年4月22日(陽暦6月9日)から同29日まで7泊しエピソードも多い。県内では計12泊したが、須賀川以外はすべて1泊。ちなみにこの旅で芭蕉が最も長く滞在したのはゴールの大垣で15泊。2位が黒羽13泊。須賀川は7番目だ。 なぜ須賀川に1週間以上滞在したかというと、雨のためもあるが...
この記事は会員専用記事です
残り2,284文字(全文2,484文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。