「原発内部」把握し切れず 全電源喪失、炉心溶融後に水素爆発

03/01 15:40

  • 有料記事

 2011(平成23)年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とする東日本大震災が起き、県内で最大震度6強を観測した。東京電力福島第1原発では運転中の1~3号機が自動停止したが、地震で外部電源を失い、約13メートルの津波で非常用電源などが水没。全電源の喪失で原子炉への注水が止まり、核燃料から出る崩壊熱で圧力容器内の水が蒸発、水位の低下が進んだ。  1号機格納容器の圧力上昇を受け東電は12日、格納容...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line