「いいたて村の道の駅までい館」(福島県飯舘村)向かいの花畑でキバナコスモスが見頃を迎え、かれんに揺れる姿が訪れた人を癒やしている。
花畑は、東京電力福島第1原発事故による避難指示が一部地域を除いて解除された2017年以降、休耕地の景観整備を目的に村振興公社が維持管理を担っている。県道原町川俣線沿いの約2.5ヘクタールの花畑にオレンジ色のキバナコスモスのほか、サルビアやヒマワリなどの花々が咲き競っている。天候次第だが今月下旬ごろまで楽しめるという。
仙台市から観光で家族と訪れた鈴木菜穂(なお)さん(29)は「カラフルな花畑に目を奪われ、心が癒やされた。遠くから来たかいがあった」と話した。
問い合わせは村振興公社(電話0244・42・0465)へ。