田村市の観光施設ムシムシランドの昆虫館は6日、今季の営業を開始する。100種類を超える昆虫標本や外国産の生きたカブトムシ、クワガタを観賞できる。
昨年7月に移転・新装オープンし、屋内施設の「昆虫館」とカブトムシを放し飼いする「カブトムシドーム」を整備した。カブトムシドームは7月13日オープン予定で、それまで昆虫館のみ土、日曜日、祝日に営業する。
展示施設では、ヘラクレスオオカブトやオオクワガタなど珍しい昆虫を観賞できるほか、カブトムシの飼育講座、昆虫採集体験会といったイベントも同時開催し、来場者を呼び込む。6日は虫の巣箱「インセクトホテル」の制作体験を行う。木や枯れ葉などを使って昆虫が過ごしやすい場所をつくり、年間を通して生き物の成育を観察する。4月に新施設長に就いた石井大樹さんは「4月からオープンし、夏だけでなく長い期間楽しめる施設になっている。お得な年間パスポートを使って何度も通ってほしい」とPRした。
入場料は大人500円、子ども300円、ムシムシランド年間パスポートは大人2400円、子ども1500円。いずれも3歳未満無料。問い合わせは同施設(電話0247・77・4097)へ。