福島県須賀川市の夏を代表する「釈迦堂川花火大会」は8月24日午後7時から、市民スポーツ広場を打ち上げ会場に開かれる。昨年に続く通常開催で、約8000発を打ち上げる。今年は「市制施行70周年記念事業」と位置付けた。市などでつくる実行委員会が24日、市役所で会合を開き、決定した。
プログラムは1時間15分の4章構成。地域おこしに活用しているウルトラマンにちなんだ「M78星雲姉妹都市スターマイン」や市内の中学校合唱部の歌声に合わせて打ち上げる「音楽創作花火」などが行われる。
実行委は、インターネット上で資金調達を図るクラウドファンディングを受け付け、支援した人が花火玉制作を体験するなど、大会に携われる企画の検討も進めている。
収入の確保や会場周辺の渋滞、混雑解消につなげるため、事前購入制の有料駐車場を翠ケ丘公園など市内3カ所に初めて設ける。
前売り1万8000円の4人がけ丸テーブル席や、1席3500円の折り畳み椅子席などの有料観覧席も用意する。有料観覧席と駐車場は6月14日から、電話予約や窓口、CNプレイガイドで販売する予定。
問い合わせは実行委事務局(電話0248・88・9144)へ。