日本有数の「クマガイソウ群生地」として知られる福島市松川町水原で、クマガイソウが見頃を迎えている。約3万7千株が自生しており、ユニークな花の形で訪れる人たちの目を楽しませている。
クマガイソウはラン科の多年草で、紫色の網目模様がある袋のような唇弁を持つ。群生地への入り口から約500メートル上ると、斜面一面に花が広がっている。群生地への入り口では19日まで、水原の自然を守る会が「クマガイソウの里まつり」を開いている。開園時間は午前9時~午後4時。保護活動協力金1人300円(中学生以上)。問い合わせは現地会場(電話024・567・5515)へ。