会津美里町を舞台に、国指定史跡・向羽黒山城跡で茶席などを楽しむ「日本最大級 向羽黒山城まつり」は26日、約200種のアヤメなどが咲き誇る「第41回あやめ祭り」は6月15日~7月5日、いずれも同町で開かれる。
山城まつりは、日本最大級とされる本郷地区の向羽黒山城跡で開かれる。会津茶道発祥の地とされる同所に茶席を設け、山城の景色を満喫しながら野だてを楽しめる。一席500円(抹茶、茶菓子付き)。模擬合戦ゲームや山城ガイドによる散策ウオーク、着物の着付け体験なども行われる。
あやめ祭りは同町の伊佐須美神社あやめ苑で開かれ、色とりどりのアヤメなどを観賞できる。期間中の土、日曜日にはステージイベントを開催するほか、町と姉妹都市、友好都市の交流ブースなどを設置する。問い合わせは町観光協会(電話0242・56・4882)へ。
杉山純一町長は13日、福島民友新聞社の取材に「山城は全国から注目が集まっている。きれいに咲いたアヤメもぜひ見に来てほしい」と来場を呼びかけた。町観光協会の水野俊彦会長、鈴木光浩、遠藤秀一、小林清一の各副会長らが同席した。