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能登に座布団500枚届ける いわきのリハビリ体操指導士が支援

07/05 10:00

被災地に座布団を届けた藤原会長(前列左から4人目)ら=石川県七尾市(門馬悠さん提供)

 いわき市シルバーリハビリ体操指導士会の藤原善子会長らは6月5~7日の3日間、石川県の志賀、珠洲、能登、七尾の4市町を訪れ、能登半島地震の被災地に支援物資の座布団約500枚を届けた。同25日、活動報告のためいわき市役所を訪れた藤原会長は「『座布団の支援はユニーク』と現地で喜ばれた」と活動を振り返った。

 能登半島地震の発生を受け、何か支援をしたいと考えていた藤原会長は、いわき市の江尻寝具店代表の江尻健二さんらが被災者向けに座布団を作っていることを知り、その座布団を被災地に届けることにした。現地では各市町のシルバーリハビリ体操指導士らを通じて座布団を配布。各地で大きな歓迎を受けたという。

 藤原会長はいわき市役所で佐々木篤保健福祉部長らと面会し「皆さんの協力でプロジェクトを終えることができた。この絆を維持していきたい」と話した。一緒に被災地を訪問したいわき市シルバーリハビリ体操指導士会の小林正美さん、かしま病院の大平佳央さん、県理学療法士会の斉藤隆さん、特別養護老人ホームはなまる共和国の渡辺浩さん、香高周記さん、門馬悠さんが同行した。

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