「英国の文化や多様性発信したい」　本宮市訪問団が帰国

　英国を訪問した本宮市の「未来へつなげる　もとみや英国訪問団２０２４」は５日、帰国した。

　訪問団は、団長の高松義行市長や同市の中学３年生１５人、同市職員らで構成。市は英・ロンドンのケンジントン＆チェルシー王室特別区の福島庭園で、同特別区との友好協定を記念した交流イベントを開き、両自治体の堅固な絆を確認した。生徒は交流イベントに出席したり、新たに同特別区のカーディナル・ヴォーン・メモリアル・スクールで交流したりした。

　５日深夜、市役所で解散式が行われた。生徒を代表し、渡辺真菜さん（白沢中）が「経験を通して、英国の異文化や多様性を発信していきたい」と述べた。高松市長は「一人でも多くの仲間に英国で感じてきたことを伝えてほしい」と話した。福島民友新聞社から斎藤優樹本宮支局長が同行取材した。