福島市夜間休日急病センターは14日から、休日当番として毎月第2、第4日曜日に小児科を開設する。医師不足や高齢化により年々減少している小児科の休日診療体制の強化につなげる。木幡浩市長が11日の記者会見で発表した。
県外から小児科医を確保し、通常は医師1人、看護師3人、事務職3人の計7人で対応する。インフルエンザなど感染症が流行する10~3月は、各1人ずつ増員する。木幡市長は「診療体制の強化に努めるが、緊急性のある患者が必要な時に医療を受けられるよう、適正受診をお願いしたい」と求めた。
同センターは夜間急病診療所として深夜の急病に対応してきたが、休日の小児科開設を踏まえて今月、名称を変更した。