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無差別戦は辺見五段V、新規戦は藤田三段 福島県アマ将棋名人戦

07/15 07:50

無差別戦で優勝した辺見五段(中央)、準優勝の宇田三段(左)、3位の糸田四段
新規戦で優勝した藤田三段(中央)、準優勝の猪俣さん(左)、3位の菅野三段

 福島県内アマチュア将棋の頂点を決める第78回全日本アマ将棋名人戦県大会の最終日は14日、喜多方市の塩川公民館で決勝トーナメントが行われ、無差別戦は辺見寿満五段(64)=棚倉町=が2年連続5度目の優勝を果たした。新規戦は藤田碧之助三段(16)=棚倉町=が初優勝した。2人は9月に東京都港区で開かれる全国大会に出場する。

 日本将棋連盟県支部連合会、福島民友新聞社の主催、日本将棋連盟会津王将会支部、会津支部、会津若松支部の主管、読売新聞東京本社福島支局、福島中央テレビの後援。

 前日の予選リーグを通過した無差別戦8人、新規戦12人が盤上に火花を散らした。全国大会出場に向けて辺見五段は「昨年は予選敗退した。県代表として決勝トーナメントに進めるよう頑張りたい」と抱負を述べた。藤田三段は「全国大会は初出場となる。まずは1勝を目指したい」と意気込みを語った。

 表彰式では日本将棋連盟県支部連合会の武蔵正憲会長が「大会初出場の人が多く、若手の台頭が光った大会だった」と講評した。

 ほかの成績次の通り。

 無差別戦〈2〉宇田秀也三段(会津若松市)〈3〉糸田昂平四段(福島市)▽新規戦〈2〉猪俣建二(会津若松市)〈3〉菅野倖聖三段(福島市)

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