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10月開催の襖絵展を「女子会」が応援 大山忠作美術館15周年

07/16 07:00

来場者との写真撮影などで襖絵展をPRした采子さん(右)

 二本松市の大山忠作美術館開館15周年記念特別企画展として同館で10月1日~11月17日に開かれる「大山忠作襖(ふすま)絵展」に向け、大山氏の長女で実行委メンバーの俳優大山采子さんらでつくる「大山采子と襖絵展を応援する女子会」は12日、二本松市で応援隊結成イベントを開いた。来場者に襖絵展応援缶バッジを配布し、今後応援隊として"口コミ"力を活用した情報発信やPRを依頼してムードを盛り上げた。

 二本松市内外から女性約160人が参加した。鈴木美砂子会長(二本松商工会議所女性会長)が「襖絵展と二本松の素晴らしさを広めてほしい」とあいさつ。采子さんが大山氏のエピソードを交えながら展示作品の見どころなどを解説し「大山の代表作が大山の古里二本松に初めて帰ってくる」などと来場を呼びかけた。

 企画展は、二本松市名誉市民で文化勲章受章者の日本画家故大山忠作氏が描き、成田山新勝寺(千葉県成田市)が所蔵する襖絵を展示する。入館料は一般800円(前売り券700円)、高校生以下400円(同300円)。大山忠作美術館とNPO法人まちづくり二本松の主催、福島民友新聞社などの後援。チケットは同館などで販売している。問い合わせは同館(電話0243・24・1217)へ。

 キムラ緑子さん10月12日トーク

 大山忠作襖絵展関連イベントとして、俳優キムラ緑子さんと大山采子さんの特別トークショーが10月12日午後1時半~同3時、二本松市の市民交流センターで開かれる。参加申し込み方法など詳細は今後、同展事務局が発表する。

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