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須賀川市長に大寺正晃氏 4254票差で新人対決制す

07/22 13:30

万歳する支援者らに囲まれ、初当選の喜びをかみしめる大寺氏(前列中央)と妻幸子さん(同右)=21日午後9時20分ごろ、須賀川市中町

 任期満了に伴う須賀川市長選は21日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で前市議会議長の大寺正晃氏(62)が、同じく無所属の新人で元市議会副議長の安藤聡氏(53)に4254票差をつけて初当選を果たした。任期は8月11日から4年。

 市議を4期13年務めた大寺氏は、学校給食費、教材費の無償化など子育て環境の充実や財政再建・職員の働き方改革、課題解決のための自治体間の連携強化などに積極的に取り組む考えを強調。現職の引退で16年ぶりとなった選挙戦で、初当選同期の元市議2人による一騎打ちを制した。

 投票率は40.66%で、選挙戦となった2008年の57.74%を17.08ポイント下回り、過去最低を更新した。当日有権者数は6万1537人(男性3万157人、女性3万1380人)。

 当選証書付与式は22日、市役所で行われる。

◇須賀川市長選開票結果(選管最終、敬称略)

当14,271 大寺正晃(おおでら まさあき) 62 無新

 10,017 安藤聡(あんどう さとし)   53 無新

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