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郡山七・国分2位、悲願のメダル 全中・競泳男子400自

08/20 07:55

競泳男子400メートル自由形で2位に輝いた国分昭俊(郡山七)

 全国中学校体育大会は18、19の両日、各地で開かれた。県勢は競泳男子400メートル自由形の国分昭俊(郡山七)が4分2秒64で2位、女子100メートル平泳ぎの遠藤舞羽(まう)(伊達)が1分11秒15で3位に入った。飛び込みの女子板飛び込みは千葉優奈(郡山五)が332.30点で3位と健闘した。

 悔しさをばねに表彰台へ上り詰めた。初の全中に挑んだ競泳男子400メートル自由形の国分昭俊(郡山七3年)は4分2秒64の自己ベストで2位に輝いた。「ものすごくうれしい。(同種目の)200メートルで取れなかったメダルを400メートルで取ろうと泳いだ」と闘志をむき出しにした。

 決勝に臨む前、表情は緊張でこわばっていた。スタートの前、自身が通うスイミングスクールのコーチを見つけた。「入場の時は笑って入れ」。コーチがいつも口にしていた言葉を思い出した。「そうだ、笑わないと」と頬が緩んだ。

 優勝候補の隣のレーンで「負けじとついて行った」と中盤は疲れでペースを落としたが、ラストスパートで先頭に続いてゴールした。次の夢は4年後のロサンゼルス五輪に出場すること。「自分の泳ぎを強化していきたい」とさらなる高みを見据えた。

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