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太陽の国交流センター廃止も 福島県社会福祉審議会が在り方素案

09/04 08:30

 福島県社会福祉審議会の県立社会福祉施設のあり方専門分科会は3日、西郷村で会合を開いた。県が、太陽の国交流センター(西郷村)の廃止を視野に検討する必要があるとした県立の社会福祉施設の在り方についての素案を示した。

 同センターは、太陽の国の施設入所者や職員研修の場、施設入所者とその家族の面会や宿泊施設などとして利用されてきた。ただ、新型コロナウイルス禍で会議のオンライン化が進むなど需要が減少。建て替えた障害者支援施設に宿泊機能を備えたため、昨年4月には宿泊機能を廃止していた。

 今後、同センターの役割や機能を太陽の国にあるほかの施設で代替できるかを検討する。その上で廃止を含めて役割を見直す。

 分科会は10月9日に開く会合で意見をまとめた後、審議会に意見を具申する。

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