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矢吹町、子ども医療相談アプリ運用 県内初導入、10月1日から

09/05 08:30

 矢吹町は10月1日、子どもの健康状態を医師に相談できるスマートフォンのアプリ「いつでもドクター」の運用を始める。医師が24時間365日、急病やけがなど症状に応じた対処法をチャット形式で答える。町によると、同アプリの導入は県内で初めて。使用料金を町が全額負担するため、町民は無料で利用することができる。仕事や育児で忙しい子育て世代の負担軽減を図る狙いがある。

 町が4日の定例記者会見で発表した。アプリには小児科や内科、婦人科など56の診療科の医師が400人以上登録されている。症状の写真や動画、文言をチャット上に送ると、最速3分で医師が市販薬を紹介したり、症状の対処法、救急搬送の必要性を伝えたりする。

 対象は18歳以下の子どもがいる世帯。町は9月議会に提出する一般会計補正予算案に関連費用約100万円を計上する。

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